窓からは…
2010年10月05日 (火) | 編集
art navigation vol.31



「風景画を飾ることは窓が一つ出来ること」という言い方があります。

それは額縁を窓枠に見立てて、描かれている風景を楽しみましょう、という意味合いでした。



もう少し深く「窓」を考えてみましょう。


「窓」は内と外の境界にあり、二つの世界を繋ぐ存在です。

現実世界の内と外もありますが、
人間の内と外というのもありますね。


「心の窓を開く」という言葉は、他者を受け入れ、
自分自身を解放する、という感じでしょうか。


言葉で言うことは簡単ですが、
いつもそうしておくのは、容易ではありませんね。

どんな人でも何らかの屈託を抱えているでしょうから…。


「心の窓」から、
頑なになってしまった部分の感情や感覚を解き放つ為には、
解放してあげるべき感情が自分自身の内側に在る。
という声に耳を傾けることが大事です。


そして、自分の中に開く事が出来る「窓」も在る。
と意識することも大切ですね。




そんな「心の窓」の絵があるとしたらどんな作品でしょうか。


その窓からは何が見えているでしょうか……。


どんな風景が見えていてほしいですか……。




今回のお話の作品一例
(作家名)東亭 順

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