カラダの眼で観る
2010年09月03日 (金) | 編集
art navigation vol.11


アート作品を見た時、
「女性的な絵」とか「男性的な絵」とか感じたことはありませんか?

もう一つ。
「女性的な絵」だと感じた作品の作家が
男性だったことはありませんか?
もちろん逆も。


女性的、男性的という感じ方は見る側の自由であり、
そこにはなんら強制されることはありません。

一般的には小さい頃からの環境のせいで、
オトコとオンナのイメージは狭く定着化しています。
アート作品の見始めは、無意識にそんな習慣性の目で見てしまいます。


今、素敵なアート作品や作家を目の前にして
「オンナ」か「オトコ」かは、どうでもいいことです。


けれども、その作品の本質的な魅力が
『女性的・男性的』な場合があります。


少々分かりずらいかもしれませんが、
アタマで考えるのではなく、身体的な感覚で感じる魅力です。


身体的なそれぞれの個性を肯定的に受け入れ、
アート作品をじっくり観た時、
ふいに「女性的で素敵な作品だなぁ…」と素直に思えてきます。


よく、「心の眼で見よ」と言われますが、
「身体的な眼」もあるような気がするのです。


果実や花など小さな生命をモチーフにした作品などで、
よく感じることがあります。


例えば、ジョージア・オキーフの作品のように…。



今回のお話の作品一例
(作家名)野村嘉代
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