人差し指半分のみみずく
2011年08月03日 (水) | 編集
古美術のギャラリーなどに寄ると、
いい歳したおっちゃん達が円陣を組んで
一つの古きモノをあーだこーだと言い合ったりしている。

時には、「かわいい、かわいい」という声が聞こえてくることも。

白髪まじりのおっちゃん達が「かわいい」という台詞を
連発する図も、ビミョーなものだが、微笑ましくもある(笑)


一体、おっちゃん達の目尻を震わす正体はどんなモノだ?
と覗き込むと、小さなモノがそこに在ったりする。


仔犬、子猫、兎、小鳥、みみずく(ふくろう)、童…

古美術品では定番の『かわいい』だ。


小さな存在を愛しく思う感覚に、性別や年齢は関係ないようだ。


そういえば最新の恐竜研究でも、
子供は親に育てて貰う為に可愛い身体デザインになっていた、
という仮説も発表されたそうだ。


何故、小さきモノに愛情を抱くのか?
種の繁栄本能にも関係しているのかもしれない。



……実にオモシロイ!(笑)



NEC_0120-1.jpg



古銅みみずく芯押え
高さ3cm
江戸時代
芯押え⇒灯火器の油皿に乗っている灯芯を固定するためもの
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