サラのラストミッション
2010年08月08日 (日) | 編集
突然ですが、フリスクのテレビCMを思い出してください。

アイディアを生む際の苦労や偶然や喜びを描いていますね。
上手く出来たCMだと思いませんか?


凝り固まってしまったアタマをほぐそう!
柔軟性を取り戻してリラックスしよう!
発想を転換してみよう!
価値観をリセットしてみよう!
というメッセージです。

CMでは、『そんな時にはフリスクをどうぞ』と、勿論なります(笑)


これ、そのまま現代アートにも使えます。
まさに、『そんな時には現代アートをどうぞ』って感じです(笑)


CMでは、様々なオフィスが映されています。
それは、ビジネスにはアイディアが必要だからです。
そして、アイディアを生むには……となるわけですね。

働いていらっしゃる方は、ご自身の会社を思い浮かべてください。
ドアを入ってデスクにたどり着くまでに何が見えますか?
ミーティングルームや商談室に何が見えますか?

はい、分かっています。
観葉植物でしょう(笑)
あと、赤富士や海景、ヨーロッパ風景、花瓶に花束などが見えるかもしれませんね。


フリスクのメッセージを若干(というか随分)都合良く考えると、
オフィスには現代アートがふさわしい…となるわけです。エヘヘ。




現代アートこそ、実用して頂きたい。

実用するということは、アートを活かすということです。

コピーではなく本物の作品で、鑑賞から実用へシフトするのには現代アートが一番です。
いくら、マティスの「ダンス1」を見ると元気が出るからといっても
よし、買おう!というわけにはいかないですね。



オフィス以外でも、現代アートの作品達は、活躍の場を求めています。
作品によって個性が違うので、それぞれにふさわしい場所があるはずです。
作品の数だけ個性があると言っても過言ではありません。


そんな現代アートのパワーが、実用される空間へと旅立ってほしいものです。
もちろん、全ての作品にパワーがあるとは言えません。
そこはやはり厳しい眼で。



ここで、サラのラストミッション
『現代アートを人に活かす!』



さらに、プラスミッション
『アンハッピーなアートも活かす!』

現代アートの表現は様々です。
一見しただけでは幸せにならない作品も多くあります。
暴力、エログロ、哀しみ、怒り、痛み、叫び、戦争、差別……等々。

けれどもこういった表現は、現代アートにとって、
とてつもなく重要です。

なぜなら、私達と現代アートは同時代に共存しているからです。

作品の要素は私達の中に有り、
私達の要素が現代アートになるからです。

ミッションその2でお伝えした
「対峙して自分を知る」にはとても有効性のある作品群だと思います。
実用とは言いづらいですが、
少しずつご紹介していきたいと考えています。
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