2011年07月26日 (火) | 編集
アート作品が登場する映画は結構ありますね。
今回は、そんな中から特に好きな映画をご紹介します。
「トゥモローワールド」
原題「children of men」、イギリス映画。
監督はアルフォンソ・キュアロン
(ハリーポッターとアズカバンの囚人)
主演はクライヴ・オーウェン
舞台は2027年。
人類は子供が18年間誕生出来なくなっていて未来が無く、
世界中でテロが起こる絶望的な状態。
主人公の男は奇跡的に妊娠した少女を
政府や過激な思想団体から守りながら、
トゥモロー号という船の善良的な団体に預けようと
命懸けで奮闘する物語。
映画としても、とても面白い。
さて、アートの話。
主人公の従兄弟は文化大臣だ。
荒れ狂う世界中から、芸術作品を救う仕事らしい。
ある目的で仕事場に訪ねていくと、
まず片方の足の脛を破損したミケランジェロのダヴィデ像が迎える。

目を見張る主人公に従兄弟は、
『ピエタは救えなかった。もう破壊されていたよ。
ベラスケスは宮廷の侍女達の他何点か残った。
でも、ゴヤは二点だけだ…』などと話す(笑)
そして、昼食をとる大きなテーブルの横には
ピカソのゲルニカが掛かっている。

美術館での展示風景に見慣れた作品が、
意外な場所にある図は、映画ならではで愉しい。
ところで、
このシーンでは窓の外に巨大な豚のバルーンが浮遊している。
見るからに現代アートだ。
嬉しくなって、見直したが誰の作品か分からない。
イギリス映画だからイギリス人作家か?
と思ったが、やはり分からない。
ある個人の優秀なブログに出会い、やっと分かった(笑)
この浮遊する豚は、
ピンクフロイド「アニマルズ」のレコードジャケットの再現だった。
監督が好きらしい。
豚バルーンの近くの建物まで再現してある。
よほどお気に入りなのか、二人が話す顔の間の向こうで豚が悠々と
浮かぶシーンが結構長くある。
観る側の視線は必ず豚バルーンへ誘導される。
まさしく現代アート作品だ(笑)
上映当時話題になった、
8分間ワンカット戦闘シーンも中々のものですが、
他にも見所満載の映画です。
おまけの話。
ストーリー展開には直接関係ないんだけど、
主人公がやたらに犬ネコに好かれる、って場面が何度もある。
そんな所も好きだなぁ(笑)

今回は、そんな中から特に好きな映画をご紹介します。
「トゥモローワールド」
原題「children of men」、イギリス映画。
監督はアルフォンソ・キュアロン
(ハリーポッターとアズカバンの囚人)
主演はクライヴ・オーウェン
舞台は2027年。
人類は子供が18年間誕生出来なくなっていて未来が無く、
世界中でテロが起こる絶望的な状態。
主人公の男は奇跡的に妊娠した少女を
政府や過激な思想団体から守りながら、
トゥモロー号という船の善良的な団体に預けようと
命懸けで奮闘する物語。
映画としても、とても面白い。
さて、アートの話。
主人公の従兄弟は文化大臣だ。
荒れ狂う世界中から、芸術作品を救う仕事らしい。
ある目的で仕事場に訪ねていくと、
まず片方の足の脛を破損したミケランジェロのダヴィデ像が迎える。

目を見張る主人公に従兄弟は、
『ピエタは救えなかった。もう破壊されていたよ。
ベラスケスは宮廷の侍女達の他何点か残った。
でも、ゴヤは二点だけだ…』などと話す(笑)
そして、昼食をとる大きなテーブルの横には
ピカソのゲルニカが掛かっている。

美術館での展示風景に見慣れた作品が、
意外な場所にある図は、映画ならではで愉しい。
ところで、
このシーンでは窓の外に巨大な豚のバルーンが浮遊している。
見るからに現代アートだ。
嬉しくなって、見直したが誰の作品か分からない。
イギリス映画だからイギリス人作家か?
と思ったが、やはり分からない。
ある個人の優秀なブログに出会い、やっと分かった(笑)
この浮遊する豚は、
ピンクフロイド「アニマルズ」のレコードジャケットの再現だった。
監督が好きらしい。
豚バルーンの近くの建物まで再現してある。
よほどお気に入りなのか、二人が話す顔の間の向こうで豚が悠々と
浮かぶシーンが結構長くある。
観る側の視線は必ず豚バルーンへ誘導される。
まさしく現代アート作品だ(笑)
上映当時話題になった、
8分間ワンカット戦闘シーンも中々のものですが、
他にも見所満載の映画です。
おまけの話。
ストーリー展開には直接関係ないんだけど、
主人公がやたらに犬ネコに好かれる、って場面が何度もある。
そんな所も好きだなぁ(笑)
