古代ギリシャの美
2011年03月28日 (月) | 編集
古代ギリシャ展




美術、文学、哲学、スポーツ…
さまざまな文化が花開いた古代ギリシャ。

なかでも“人類史上もっとも美しい”とも評されるギリシャ美術は、
その後の西洋文明における「美」のお手本となりました。


この展覧会では大英博物館が世界に誇る
ギリシャ・ローマコレクションから厳選された彫像、
レリーフ、壺絵など135点を紹介されています。

そのほぼすべてが、人間の「身体」を表現したものです。


人間の身体こそが、美の極致。

古代ギリシャの人々がたどり着いた
理想の「美」の全貌に迫ります。




究極に挑む!オリンピックの原点


古代ギリシャでは
運動競技は男性市民の早期教育に欠かせないものでした。

四大神域のひとつオリンピアで四年に一度開催された競技祭には
全ギリシャから選手と観客が集まり、
オリンピアは古代オリンピック発祥の地となりました。



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≪円盤投げ(ディスコボロス)≫
(後2世紀(原作:前450-前440年頃) 
大理石 高さ169cm 幅105cm 奥行63cm)
The Trustees of the British Museum.


古代ギリシャ人の象徴として、著名な大理石彫像の一つ。

円盤を投げる直前の運動選手-若々しく、
かつ鍛えられた肉体像-は、
まさにギリシャ人が理想とした身体像を表現しているといえます。

手足と胴体は、
バランスとリズムを調和させるという理想に基づいて配置され、
一つの視点から鑑賞されるようになっています。

この彫像は紀元前5世紀半ばに
ギリシャの彫刻家ミュロンが作った
ブロンズ像を手本に制作された
ローマ時代(後2世紀)のコピーです。

オリジナルのブロンズ像は現存しませんが、
ディスコボロスのコピー作品は多く遺されています。


(大英博物館公式パンフレットより抜粋)



詳細は下記にて
神戸市立博物館






中々見ようと思っても見れない展覧会です。

この機会に見ておいて損はなし!
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