白い石の三日月
2011年01月29日 (土) | 編集
art navigation vol.76




子供の頃、なんで月を黄色で描いていたんだろう…?


記憶に無いけど、先生にそうしなさいと言われたんだろうか。


月や星が黄色に見えた事などないのに。



ほとんどの月は大雑把に、白だ。

兎の影がグレーで入るけど。


今迄何度か赤土色や薄茶色の月を見たことはある。

どちらの色の月も、丸く大きかったような気がする。

ちょっと怖かった気もする。




白と言っていい色に薄いグレーが入る、月。

大理石みたい。

そのせいか、いろんな大理石を見掛ける中で、
あっ、この大理石は月に似ているなぁ…
と目に留める場合が時々ある。



混じり気のない白は純潔で気高く近寄りがたい感じだが、
微かにグレーが混じった大理石は色気があっていいものだ。




三日月という名前がついた、大理石の作品。



Vessel ~sea moon~

今回のお話の作品
(作家名)浅香広能
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