怪人はお気に召した?
2011年01月14日 (金) | 編集
パリのオペラ座は、
ナポレオン三世によりシャルルガルニエが建てた。

1875年のことだ。

ガルニエ宮とも呼ばれる。


1964年、ロシアのユダヤ人であるシャガールが天井画を描いた。


建物自体が芸術作品であるから、
100年の時間を隔てたアートが重なり合った融合作品のようだ。


実際に見上げて鑑賞してみると、
オペラ座に相応しく二重奏のように音楽的だ。



でも正直に言うと、
随分前に一度だけ見た時、
この上なく豪華絢爛な額縁(?)に収められたシャガール画は
軽過ぎるように感じられた。


その筋(どの筋だ?)の方々から叱られそうだが…(笑)


怪人はお気に召したのだろうか…?



ともあれ、
時間を超越してアートを組合せる行為は、
難しいけれどとってもエキサイティングだ。


組合せを考える側の目利きやセンスが試される。


作品の制作者である作家の意志を切り離した、組合せの妙技だ。



でもきっと、あなたのお家でも簡単に楽しめるはずだ。


床の間に先祖代々の掛軸が掛かっていたら、
その下に現代彫刻の小さな作品を置いてみてもいい。


床の間は水平垂直で出来ているので
意外に現代アートを飾るのにビッタリな空間だ。



あなたのセンスで、
組合せ妙技をお試しあれ!




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