2010年12月07日 (火) | 編集
art navigation vol.67
これは肖像画だ。
しかも中世の立派な感じ。
擬人化した花のよう。
何といっても、背景がいい。
劇的な雲と太陽。
モノクロ効果が現実的な環境や時間の痕跡を消しているので、
リアリティーが無い。
そんな背景に、偉人の如く威風堂々と立つ花。
写真家の個性的な作品でありながら、巧妙に主人公を花にしている。
見る者は、画面の中の「花」をじっと見つめる以外出来なくなる。
「我を見よ」とでも言っているみたい。
一つ一つの花の性格まで考えてしまいます。
ちょっと自己顕示欲が前に出てるな、とか、
心に傷を抱えているのね…とか(笑)
花の美しさや愛らしさを越えて、
威厳のある花の肖像画を写真で表現した作品です。



今回のお話の作品
(作家名)嘉本哲也
これは肖像画だ。
しかも中世の立派な感じ。
擬人化した花のよう。
何といっても、背景がいい。
劇的な雲と太陽。
モノクロ効果が現実的な環境や時間の痕跡を消しているので、
リアリティーが無い。
そんな背景に、偉人の如く威風堂々と立つ花。
写真家の個性的な作品でありながら、巧妙に主人公を花にしている。
見る者は、画面の中の「花」をじっと見つめる以外出来なくなる。
「我を見よ」とでも言っているみたい。
一つ一つの花の性格まで考えてしまいます。
ちょっと自己顕示欲が前に出てるな、とか、
心に傷を抱えているのね…とか(笑)
花の美しさや愛らしさを越えて、
威厳のある花の肖像画を写真で表現した作品です。



今回のお話の作品
(作家名)嘉本哲也