儚さの透明度
2010年11月04日 (木) | 編集
art navigation vol.51



「儚い」モノへの情愛は何処から来るのでしょうか…



時間という残酷で優しい大河の流れに、変わっていくモノ。


ほんの些細な衝撃により次の瞬間には無惨にも壊れていくモノ。


人の心や肉体を含めた森羅万象。

世界の全てがそうである、とも言えますね…


目の前に確かに存在しているモノが失われてしまう恐怖は、
そのモノに愛情を持つことにより生じてしまいます。



でもやはり儚いモノは何とも言えない引力のある魅力を持ち、
惹かれてしまいます。


花は枯れてしまうから美しいのでしょう…


ガラスは割れやすいから綺麗だし。


人の気持ちも移っていく事を知っているからこそ、留めておきたい…



純粋で透明な儚さが身近に在ることは、
壊れやすい世界の中で、私達は生きていることを考えさせてくれる。



とても大切なことのような気がしてきます。



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今回のお話の作品
(作家名)重弘弥生
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