2010年10月21日 (木) | 編集
art navigation vol.41
随分前に、ある現代アートのコレクターが、
今回ご紹介する作家の作品を注文した時、
初めて注文制作例を見ました。
出来上がった作品をギャラリーなどで購入して
自宅に飾るのが通常だった為、とても興味深く、
自分が注文したみたいに出来上がりを楽しみにしていたものです。
画像を見ていただければ分かりますが、
白い立体の隙間から色彩が見えます。
前に一度ご紹介しましたが、この色彩は「色の影」です。
見る側からは見えない部分に色が彩色されていて、
それが色の影となって見えているのです。
白い立体は木で出来ていて、エッジは僅かに丸みを掛けてあり、
柔らかい印象を受けますね。
立体も青白くない白なので、人の気持ちに温かみを感じさせます。
そのコレクターのご自宅はマンションでした。
さてどんな作品を注文されたと思いますか?
なんと、天井に作品で梁を作ったのでした!
画像がないのが残念ですが、想像してみてください。
マンションの壁や天井の白と作品の白が溶け合い、
その梁に色彩が走っています。
ペイントではなく、「色の影」なので、
きっと朝と夜とでは微妙に色彩は変化して見えることでしょう…。
あぁうっとりの、注文制作作品でした(笑)

今回のお話の作品
(作家名)小河朋司
随分前に、ある現代アートのコレクターが、
今回ご紹介する作家の作品を注文した時、
初めて注文制作例を見ました。
出来上がった作品をギャラリーなどで購入して
自宅に飾るのが通常だった為、とても興味深く、
自分が注文したみたいに出来上がりを楽しみにしていたものです。
画像を見ていただければ分かりますが、
白い立体の隙間から色彩が見えます。
前に一度ご紹介しましたが、この色彩は「色の影」です。
見る側からは見えない部分に色が彩色されていて、
それが色の影となって見えているのです。
白い立体は木で出来ていて、エッジは僅かに丸みを掛けてあり、
柔らかい印象を受けますね。
立体も青白くない白なので、人の気持ちに温かみを感じさせます。
そのコレクターのご自宅はマンションでした。
さてどんな作品を注文されたと思いますか?
なんと、天井に作品で梁を作ったのでした!
画像がないのが残念ですが、想像してみてください。
マンションの壁や天井の白と作品の白が溶け合い、
その梁に色彩が走っています。
ペイントではなく、「色の影」なので、
きっと朝と夜とでは微妙に色彩は変化して見えることでしょう…。
あぁうっとりの、注文制作作品でした(笑)

今回のお話の作品
(作家名)小河朋司