小泉八雲とふたりの男の夢の実現
2010年10月09日 (土) | 編集
このふたりとは、NY在住のアーティスト野田正明氏と、ギリシャ人のアートディーラーのタキス氏の10年に及ぶ、夢の実現でありました。


『ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に捧げる造形美術展』

ラフカディオ・ハーン来日120年の記念行事として、
アートで、ギリシャと日本の交流をしようというのがコンセプト。


《ラフカディオハーンの開かれた精神》
 2010年10月10日(日)→11月14日(日) 島根県松江市

 10月10日(日)→11月 3日(水) 松江城天守閣、小泉八雲記念館
 11月 6日(土)→11月14日(日) カラコロ工房、小泉八雲記念館 


八雲が日本人の奥さまと出会ったように、
野田氏とタキス氏が出会って、この企画が芽生えたのです。

予算も依頼もあったわけでなく、
やるんだ!という情熱だけからスタートしたこの企画。

そこから人々をいかに巻き込み、皆のイベントとなっていくか…。
それこそがプロデューサーの腕の見せどころです。

メインのモニュメントとして、

野田正明氏がタイトル「The Open Mind of Lafcadil Hearn」の
ステンレス彫刻を島根県立美術館西隣の岸公園に設置します。

除幕式は、2010年10月10日(日)午後4時半


ひとつのプロジェクトが立ち上がり、そして実現するまでの苦節ロードは、
ただただ関わる人間の情熱の賜物に尽きます。

アートが人々を巻き込み、ずっとつながらなかった人たちをつなげ、
ご縁がありながら、これまたお話すらできなかった人たちが、
その意義と、場を与えられて、そこに人が集まる。

まずは、小泉八雲のお孫さんの凡さんでしょ、そしてギリシャ大学の小泉八雲研究室、島根とギリシャの大学同士の交流の約束を取り付け、それから外務省にお話を持っていき、全国にある小泉八雲の会へご挨拶

国をあげての応援をということで、駐日ギリシャ大使館を始め、駐日アイルランド大使館も巻き込み、行政を味方にして、一般市民へのイベントとして、公共の場での発表が可能になり、松江城天守閣をも扉を開いてくれたそうです。

スゴーーーイ!!!

これこそが、《アートの力》です。


詳しくは、下記のHPから、是非ご覧下さい。

小泉八雲来日120年記念事業ホームページ




何もないところに、たった二人の男の想いから
このプロジェクトが始まり、そこに10年の年月をかけ、
人々を巻き込んでいくこのプロジェクトの意味を
どうぞ、ご観覧下さい。

今、新ためて小泉八雲を知ることの意味を、
日本人らしさとはを描いてくれた八雲の声に
耳を傾けたいと思います。



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