ワタシの中の兎
2011年11月07日 (月) | 編集
もしあなたが、恋をしているなら、
待ちこがれ、せつない想いをどうすることも出来ずに
戸惑う兎のように見えるだろう。


もしあなたが、酷い言葉を思いもよらず吐いてしまい
修復出来ずにいる家族がいるなら
故郷を想う兎に見えるかもしれない。


もしあなたが、たった一人でも本当の友がいて、
その友が孤独な戦いに疲れていて、何もしてあげれないなら
月に願う兎に見えるだろう。




まれに「作品」として観る前に、
作品世界に引き込まれてしまうことがある。

小難しい言葉で考え始める間もなく、魅了される。

その瞬間、作品と自分の濃密な世界に入り込み、
「ワタシのモノ」となる。



彼の作品は殆どの場合、
ただそこに動物の形が静かに表されているだけなのに
作品から放たれる純度の高い「想い」を感じて、
胸が詰まりそうになる。

その後決まって解放された気分にしてくれる。



……アートって、自由だ。



虹13

虹14



作家 配島伸彦 (配には草冠が付きます)
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