2011年04月28日 (木) | 編集
art navigation vol.90
普段あたりまえに眺めていた建物が突然無くなると、
こんなにも力が抜けてしまうのか、と
被災地の惨状を見て思う。
特に意味を持たなかった近所の雑多な建物風景も、
人に馴染み、
一緒に時間を共有していたわけだ。
味気ない四角形のマンションやビルたちも、
気のせいか息づいて見える。
今回はそんな建物を制作のメインモチーフにしている作家。
平面的な描き方とモチーフの立体の建物が対照的だ。
全体の色彩設計は、曖昧な色を選んでいて、
意味を持たせないように気を配ってある。
情緒的な気持ちの揺れが起こらないようにしているみたいだ。
あえてドライに描いている。
しかし、作家は分かっているのかもしれない。
そんな建物が如何に私達と共に在ることを。




今回のお話の作品
(作家名)近藤浩平
普段あたりまえに眺めていた建物が突然無くなると、
こんなにも力が抜けてしまうのか、と
被災地の惨状を見て思う。
特に意味を持たなかった近所の雑多な建物風景も、
人に馴染み、
一緒に時間を共有していたわけだ。
味気ない四角形のマンションやビルたちも、
気のせいか息づいて見える。
今回はそんな建物を制作のメインモチーフにしている作家。
平面的な描き方とモチーフの立体の建物が対照的だ。
全体の色彩設計は、曖昧な色を選んでいて、
意味を持たせないように気を配ってある。
情緒的な気持ちの揺れが起こらないようにしているみたいだ。
あえてドライに描いている。
しかし、作家は分かっているのかもしれない。
そんな建物が如何に私達と共に在ることを。




今回のお話の作品
(作家名)近藤浩平
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