二つの古きモノ
2011年04月30日 (土) | 編集
古き小物を二つご紹介。



時を経て今に残るモノには、
強かで人間のチカラが宿っている。

そこから学ぶ要素は多くあります。




まず一つ目は洒落た釘隠し。
ポケモンのような可愛らしさ(笑)




銅製釘隠し
大正頃
高さ6.8cm






お次は燭台。
小さいけど端正な佇まい。




黄銅燭台
金谷五郎三郎作
明治時代
高さ10.5cm
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GWのお知らせ
2011年04月29日 (金) | 編集
ご案内致します。



アートワークス・サラのオフィスは29日~8日迄
休業とさせて頂きます。



よろしくお願い申し上げます。




共に息づく建物
2011年04月28日 (木) | 編集
art navigation vol.90



普段あたりまえに眺めていた建物が突然無くなると、
こんなにも力が抜けてしまうのか、と
被災地の惨状を見て思う。



特に意味を持たなかった近所の雑多な建物風景も、
人に馴染み、
一緒に時間を共有していたわけだ。


味気ない四角形のマンションやビルたちも、
気のせいか息づいて見える。




今回はそんな建物を制作のメインモチーフにしている作家。



平面的な描き方とモチーフの立体の建物が対照的だ。


全体の色彩設計は、曖昧な色を選んでいて、
意味を持たせないように気を配ってある。


情緒的な気持ちの揺れが起こらないようにしているみたいだ。



あえてドライに描いている。


しかし、作家は分かっているのかもしれない。


そんな建物が如何に私達と共に在ることを。




057. Life space(電信柱)

078. Link(ナフサタンク?)

080. Link(雪と体育館?)

087.  Link(銀座にて…?)


今回のお話の作品
(作家名)近藤浩平
コテンパンに!
2011年04月26日 (火) | 編集
art navigation vol.89



家具のある空間にアート作品を設置する場合、
どんなことを考えて選びます?



大きさは最初の重要事項。

次には作家の個性表現、
色、モチーフ、素材、家具やインテリアとの相性、等々
考えることは色々ありますね。



でも最終的にはご自身の感性で。


正解はないので、
ココロを開放させて自由にチョイスしてください。



言葉に出来なくても、
気持ちがザワザワして違和感があるなら
「それじゃない」ってことかもしれないし、
お腹にすうっと入り、
ぽっと火が灯ったように嬉しくなれば
「これ!」ってことかもしれない。



それでも、
高い買い物だし失敗はしたくないのが人情というもの(笑)


お気に入りの作品を見つけたはいいけど、
自宅に合うかどうか……とお悩みでしたら
お気軽にご相談くださいませ。


出来るだけ不安感が消えるようアドバイスさせて頂きます!




アートを生活の中で、コテンパンに楽しみましょう!(笑)




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ご相談メールのお返事には日数が掛かる場合がございますが
必ずさせて頂きます。


今回のお話の作品
(作家名)小河朋司
蝦蟇仙人
2011年04月22日 (金) | 編集
蝦蟇仙人はカエルと仲良し。


ゲゲ-ッとしたあなた。
ごめんなさい!


でもこのカエル(青蛙神)、
つぶらな目をしていて可愛い顔ですよ。

足は三本ですが(笑)



仙人は何とも言えない顔していて、
まるで曾我蕭白が描いたのを立体化したようです。



いかにも妖術を使うコンビです(笑)





どの角度から見ても、完璧な技があります。



象牙根付
蝦蟇仙人(がませんにん)
幅6cm
江戸後期









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